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【ブログ】懐石料理の世界

YTJ Proグループ スタッフ

小谷悠実



先日、茶懐石料理講習会へ行ってきました。


いろいろ流派がある中で、表千家の懐石料理を頂きました。


今までに、茶道は経験がありましたが

懐石料理を頂くのは初めてで、とても感動したので、今回は懐石料理の世界をお届けします!



懐石料理は、

もともと茶の湯の場で、来客をもてなす際のお料理でいわゆるお抹茶を頂く前にお出しする料理のことです。


茶道の心得「侘び・寂び」を、料理として表現していて

●旬の食材を使う

●素材の持ち味を活かす

●心配りを持っておもてなしをする

という三大原則を掲げているそうです。



色々な流派があるのですが、どの流派も基本スタイルはおなじみの「一汁三菜」


ご飯・汁物・3つの菜(おかず)


でも現在の懐石料理はかなり品数が多く、かなり豪華です。

しかし量は一口で終わるぐらいの少量なので、とても食べやすくいろんな味を楽しめます。



料理の順番も決まっています。



まずは、飯・汁・向付(むこうづけ)



え、いきなりご飯!?

最初からお腹いっぱいになってしまうやん!


と、食いしん坊の私も驚いたのですが

蓋を開けてみると、ほんのちょっぴり。



これは、

『お腹をすかして来てくださったお客様に、

お酒やお料理を出すまでの時間を待たせてはいけない』という亭主のはからいから、炊き立てのご飯とお汁をちょっとだして、お酒まっててね。という意味だそう。


そして向付(お刺身など)と、お酒がやってきて、お酒を交わしながら、来客たちで会話を楽しみます。


その後、椀物や焼き物なども出てくるのですが、器の向きであったり、橋の置き場所などすべてに意味がありすごく面白いんです。


そのすべてが「おもてなし」の心からできています。



懐石料理を頂いた一番の感想は、美しい風景をみているようでした。


食べ終わったころには、身も心も満足できて、季節をぞんぶんに味わうことができ、、


本当に素敵な時間をすごせました。

オススメです!!




しかし、懐石料理をいただく際に

1つだけ気をつけてほしいことがあります。



全部頂いてから、メインのお茶室へ移動。


お抹茶を頂いたわけですが、そのころにはお酒がまわってしまいまして、正座できませんでした。




「もてなされる」こころも大切ですね。


最後までお読みいただきありがとうございました!

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