YTJスタッフ 木全勇輔
======= 中部PRO LCP =======
3月27日中部PROのLCP(自主企画公演)の本番日でした。 私もお休みをいただき、観劇しました。 脚本は私が書かせていただきました。 当初、メンバーからは「アラジン」をやりたいと希望がありました。 ただ、現在の中部PROメンバーは人数も小規模で、男子メンバーも少ないです。 アラジン役も含め、キャストが物理的に足りず決めることができないという環境でした。 なので、それならそれを正当化しちゃえ!と思って書いた脚本です。 部員3名の高校演劇部。しかも男子部員が一人もいない。 ただし卒業公演でアラジンをやることが決まってしまっていて… はたして彼女たちの卒業公演は成功するのか! 高校3年生という悩み多き時期の青春群像劇&ミュージカルでした。 平たく言うとコメディーです笑 結論から言うと大成功だったと思います。 コロナの影響で客席数も上限を設け、動員もまだまだ目指せたと思いますし、 スキルなどまだまだ粗削りで、課題も盛りだくさんでした。 ホール規模でのアウトプットを目指すなら、さらなるクオリティアップも必要だと思います。 が、若さ特有の勢いと熱がありました。 私は2020年の12月まで中部PROメンバーのアクティングのレッスンの担当をしておりましたが、 1月以降関西の転勤が決まっていたので、担当は持ちませんでした。 脚本に細かく演出は書いたつもりですが、きっとそれでは全く足りず、 本当にメンバーとスタッフで作り上げてきたものだと思います。 他のプロジェクトと並行して、週の限られたごくわずかな時間、2か月のレッスン内の創作は本当に大変だったと思います。
私自身、PROのレッスンをもっていなかったので、演出はすべて別のスタッフに任せ、 レッスン期間中は全く指示もしていません。 また執筆したという理由で、途中で口をはさむのは、 演出しているスタッフの畑を荒らすようで、失礼だと思っているからです。 なので、本番日が本当に初見でした。 セリフの捉え方のニュアンスや、セリフの間でのこだわりなど 良い意味で裏切りの連発でした。 予測を超えた感動とはこのことだと実感できた時間でした。 今回、PROメンバーはパフォーマとしてではなく フライヤー作成、企画書・収支計画の作成・案内の段取りなど すべて自身で作成しました。 またそれを実行できたのは、YTJ各部署と連携をしてやっとできたものです。 それにご助力いただいたスタッフの方、改めて本当に有難うございました。 作り上げる苦しみや大変さ、そして楽しさを学んだ2か月間だったと思います。 私自身も彼女たちの公演から学ぶことが多く、改めてYTJに携わることができて良かったと感じました。 部署柄、現繁忙期でありますが、本当に観劇できてよかったです。 今後、中部だけでなく、PROは全国でどんどん盛り上がっていくと思います。 スタッフとメンバー、お互い学び合い、さらなる発展と成長につなげていける関係性を築きたいと感じた週末でした…!! 4月まだまだ本番が続きますよね…! 寒暖差も激しいのでスタッフの皆様もぜひご自愛ください。 ここまで読んでいただき有難うございました。